家庭の屋根に設置する太陽光パネル。今後も設置する家庭が増えることが予想されますが、屋根に置くものだからこそ発生しているトラブルについて知っておきたいものです。

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「巣作りスポット」 太陽光パネルにハトの糞害の落とし穴

原発の安全神話が崩壊し、代替エネルギーのひとつとして注目が高まっている太陽光。震災後はソーラーパネルを導入する家庭が急増しているが、一方で太陽光発電システムに関するトラブルも少なくないようだ。国民生活センターに寄せられる太陽光パネル導入に関するトラブルの相談はこの5年間でおよそ1.5倍にまで増加したという。

そこで本誌は、トラブルの実態を探ろうと、全国の太陽光パネルユーザー100人にアンケートを実施したところ、100人中、11人がトラブルを経験しているという結果が出た。特に多かったのは鳥に関するトラブルだ。

パネルにフンをされたらどうすの?発電量はどうなる?

ソーラーパネルの設置を考えたことがある方なら一度は思い浮かぶであろう疑問です。普段からよく屋根に鳥がとまっていたり、周辺を飛んでいるならば当然です。パネルの設置にあたっては影ができないように、ということを気にしているはずです。パネルにフンが落とされれば発電量に影響が出ることは誰にでもわかること。しかし周辺を飛んでいる鳥の糞を気にするのは当たり前として、パネルと屋根の間の空間が巣作りや子育てに適した場所だとは!言われてみれば納得ですが…なるほどね~。

太陽光システムを宣伝しているホームページを見ても、鳥対策、糞害対策について書かれているところを知りません。実際に顧客から問い合わせや苦情が寄せられた場合にはどのように対応しているのでしょう?興味深いですね。国民生活センターに寄せられる相談が増えているところを見ると、事前の説明がなされていない、あるいは、そもそも取扱事業者も予見していない。または予見はしているけれども品質保証の対象にはしていないのかもしれません。詳しく調べてみなくてはいけませんね。

販売、施工会社にしてみても太陽光発電は売って終わり、設置して終わりの商品ではありません。長い期間使用してもらい、定期的な点検を継続して行う必要のある商品です。各社ともそうしたアフターサービスを含めた商品の提案をしているとは思いますが、起こりうるすべての事柄についてカバーするのは不可能です。四角四面の規定通りの内容ではなく、顧客個別の周辺環境に合わせてカスタマイズできるアフターケアを提案できれば、競合他社との差別化を図って売上を伸ばすことができるでしょうし、同時に顧客満足度も上げることができるのではないかな?と思います。成長産業のはずが、実はユーザーからの苦情だらけ、などということでは悲しいですからね。関連事業者の適切な対応に期待したいところです。